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気候変動とエネルギー

UNFCCC SB50サイドイベント:
パリ協定に基づく強化された透明性に向けた
能力強化

公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、2019年6月20日、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第50回補助機関会合(SB50)において、環境省、カリビアン気候変動コミュニティセンター(5C)、世界資源研究所(WRI)と共催で、サイドイベント「パリ協定に基づく強化された透明性に向けた能力強化」を開催しました。パリ協定の実施に向けて、各国の報告書の透明性の強化が重要です。この背景を踏まえ、環境省、研究機関、途上国の政府関係者等、様々な立場にあるステークホルダー間での議論を深めることを目的として開催されました。

冒頭、環境省より、日本政府として「アジア地域における国際市場メカニズム及び透明性に関するワークショップ」の実施等を含む、既存のイニシアティブに加えて、今後さらにキャパビル支援を強化していく計画があることについて発表しました。

また、WRIは、南米、アフリカ地域から得られた優良事例を基に、透明性キャパビルを実施するための教訓を紹介しました。IGESからは、アジア地域における途上国のインベントリ作成能力および提供された支援の分析結果について発表しました。 これらの発表を受けて、カンボジア、ガーナ、5Cのそれぞれの担当者らが、各政府機関での取り組みに基づいたコメントを共有し、パリ協定の実施に向けた能力強化の重要性、能力強化を促進するためのアプローチ、支援の在り方等について活発に議論を行いました。本サイドイベントには、SB50に参加している政府関係者や研究機関、NGO等から約50名が参加しました。

次のような議論のポイントがありました。
1. 継続した改善を続けるためのコツや優良事例にはどのようなものがあるか?

  • ・ 既存の国家報告システムに、パリ協定で求められる報告システムを統合する。
  • ・ 複数の報告を繰り返すことで経験を積み重ねる
  • ・ どうすれば足りない能力を強化できるかを指摘できるレビュアーの存在
  • ・ 気候変動対処のためでなく、国家の社会経済発展に役立つ様な質の良いデータの収集
  • ・ 実施のためのロードマップの作成と戦略立案

2. 効果的な支援を展開するためのコツや優良事例にはどのようなものがあるか?

  • ・ 地域のハブを作って、地域全体でキャパシティを担保していく。
    (ただし、地域によっては国の規模が大きすぎる、そもそも国の基礎的な能力が不十分な場合等がある)
  • ・ 十分な資金力、期間、そしてその評価
  • ・ 継続した支援を実現可能にしていく仕組みや姿勢
    (前回の支援に基づいて、新しいプロジェクトを形成する等)
  • ・ 複数のドナー間で、アライアンスを確立し支援をプールする。これにより、支援を継続して実施できるので、新たな試みに挑戦できる。
日 時 2019年6月20日
会 場 World conference center(ボン・ドイツ)
主 催 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
環境省
カリビアン気候変動コミュニティセンター(5C)
世界資源研究所(WRI)
使用言語 英語
参加者数 50名
プログラム PDFダウンロード(175KB)
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