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  • Authors
  • 小野田 真二

    小野田 真二

    IGES 持続可能性ガバナンスセンター
    研究員

SDGs Updates

「SDGsを企業報告に統合するための実践ガイド」
活用のすすめ

2019年2月4日

IGESは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)とグローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)が共同開発した「SDGsを企業報告に統合するための実践ガイド」(Integrating the SDGs Into Corporate Reporting: A Practical Guide)の日本語翻訳版を作成しました*1。この「実践ガイド」は「SDGsに関するビジネス・レポーティング」のシリーズの一つであり、2018年7月のハイレベル政治フォーラムに合わせて発表されたものです。

 SDGsへの取り組みが広がる中で、既存の事業をSDGsのゴールに紐付けた段階で停滞している企業も少なくありません。また、IGESがグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンと共同で実施したアンケートでは、SDGsの進捗の評価や報告の方法に悩んでいる企業が多いことが明らかとなっています。このような課題に対して、SDG Compassを基礎とする本ガイドは、さらなる取り組みのためのヒントを与えてくれる内容となっています。

 具体的には、GRIスタンダードや統合報告などの既存の報告枠組みにSDGsの要素を組み込むための3つのステップを示しています。ステップ1では、各企業が優先的に取り組み、報告を行うSDGsのターゲットを特定するための方法について、ステップ2では、事業目標を設定し、開示事項を選択し、パフォーマンスを分析するための方法について、ステップ3は、SDGsのパフォーマンスの報告と改善に関するヒントとガイダンスが、それぞれ記載されています。

ステップ2の開示事項の選択においては、同じシリーズの「ゴールとターゲットの分析」(An Analysis of the Goals and Targets)が参考になります*2。国連が定めている232の指標は、世界レベルの進捗を測定するためのもので、個別企業の貢献度を測るのには適していません。そこでこのレポートでは、企業がすでに使用しているGRIなどの指標をSDGsのターゲットごとに整理しています。またIGESでは、2019年前半には、同じシリーズで投資家とのコミュニケーションに特化した「In Focus: Addressing Investor Needs in Business Reporting on the SDGs」を翻訳予定です*3

  • 脚注

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