横浜市資源リサイクル事業協同組合(横浜市)



子供の提案に背中を押された! 地産地消×地域循環をリユースびんが繋ぐ
物流面も含めたコスト、容器改革、ライフスタイルの変化などにより、
圧倒的にリユースびんの数は減っています。地域の酒屋さんの数
も減り、ビールびんや一升びんを回収する文化はなくなりつつあり
ますが、その価値を事業者としても再認識させられたのが環境絵日
記を通しての小学生の提案でした。組合では、地域経済の活性化
や、循環型社会の実現を目指し、独自のリユースびんを開発、飲
料を販売、使用後のびんを回収、洗浄し、再び中身を充填するリ
ユースの仕組みを構築しました。地域でリユースの仕組みを回す
ことにより、運搬の距離や手間が省け、環境負荷も減ります。
中身となるジュースは「地産地消」と「地域循環」をコンセプトとして選定し、販売できない、摘果された早摘みみかんなどを使用、子どもの提案から大人のライフスタイルを変え、生産者と消費者を「リユースびんがバトンとなって繋ぐ」多面的な事業として成長しています。